先月ブクマした中で面白かった記事 2018年03月-(2)

先週に引き続きブックマーク記録。今週は文化系・ネタ系の記事を取り上げる。

文化

news.denfaminicogamer.jp
 2017年5月に掲載された株式会社光栄の襟川夫妻へのインタビュー記事。かなり長めの記事だったこともあって、少し読んだきりずっと放置していて、最近思い出してようやく読み切った。ブクマ数の多さからも分かる通り(まあ、どの程度の人間が自分と同じようにあとで読む押しただけで読んだきりになってるのか分からないけど)、非常に良い内容。
 長いことゲームユーザの疑問であり不満でもあった「コーエイのゲームはなぜ他と比べてやたらに定価が高かったのか」とか、当時の社内状況・世間の雰囲気含めかなり色んなことが書いてあって、ゲームをやらない人であっても面白いと思う。ちなみに値段については襟川夫人の「こんなに面白いゲームなのだから、もう数千円上乗せして販売してもきっと十分に売れるはず」との提案のもと、ああいった具合になったそうな(もちろん、当時のシミュレーションは文字情報さえ収録するのがままならなかった当時にあっては必然的にROMに値段を割かなくてはならなかったとか、他にも理由はある)。まあ実際、ここまで大きな会社になったし、2000年代前後のゲーム業界の不振の中にあっても他になく堅調な経営を続けていたわけで、正解だったんだろうね。少なくとも、一時代を築いたソフトメーカーが、今では思い出としてしか語ることの出来ない存在に……なんてよりは絶対にいい(ハドソン)


news.denfaminicogamer.jp
 今度もファミ通からの記事。日本のゲーム黄金期に日本製ゲームに触れ、現在ゲームアナリスト、ゲーム系ジャーナリストとして活動している外国人へ行ったインタビュー記事。ちなみにインタビュアーも外国人記者。
 「日本のゲームで最も好きな作品は?」など、無難な質問もあるのだけれど、これも意外と人によって傾向が違って面白い。自分もゲーム以外ではかなり海外かぶれ(小説、映画とかは)だから、こういう自国とまったく違う文化圏の事物に触れるときの態度みたいなものについては、とても共感できるところが多い。ゲーム分野でも一時期tumblrにかじりついて、色んな海外のゲームユーザがアップロードしている海外のゲーム雑誌のスキャン画像――主にインタビュー記事とか、日本のゲームの紹介記事とか、海外でしか発売されなかったらしいゲームの広告記事とか――を収集しまくってたことがあって、今数を確認したところ、ざっとファイル数が6000。いやー、これ活用しきれるのかねえ。


hatenanews.com
 ヨッピー氏の記事。ファミコンから現在のゲームハードウェアまでの変遷を、当事者たちと語り合う記事。一時期ゲハ界隈にいた(支持ハードとかは特になし)し、個人的にもこの辺の流れに関しては色々触れてきていたから、情報それ自体には取り立てて新鮮さはなかったのだけれど、網羅的な内容で、わかりやすい内容になっているので、ゲーム業界史をちょっと浚ってみたい、という人には有用。あとは、各ハードウェアの展開期の時事問題にも触れこんでいたり、まあ外向きの広告記事というのもあって過度にネガティブな話題を盛り込んでいないから、他のネットの記事と比べても親切なつくりになっていると思う。


www.chintai.net
 今度もヨッピー氏の記事。PC自作の関係でなんどか秋葉原方面に行くになったから、ついでに色々どんなものがあるのか見てみたいな、と思って検索した時に出てきた記事、面白かった。参考にはならなかった。
 自分はPC自作以外ではそこまで(今で言うところの)おたく趣味、というのはなくて、気になったのをちょろっと見たり読んだりする程度だし、アクセス的にも自分の住んでるところからだと運賃が高かったり、メトロで何度も乗り換えが必要だったりとかであんまり行くことがない。基本的に自分が都内に出かけるときはCD漁りか名画座かわけもなくあちこちをぶらつきたくなったりした時で、その向きだと大体アクセスしやすい新宿・渋谷・池袋あたりの区域になってくるんだよね。


dot.asahi.com
 ジャンプ展開催に際しての80年代後半におけるジャンプ黄金期の立役者とされる鳥嶋和彦氏へのインタビュー。たしかはてブではYahooニュースでの転載版がホッテントリに挙がってたはず。最近ではファミ通とかでも色々話をしてて、なかなか面白かった。
 ジャンプ展は先日知り合いに誘われて行ってきた(なおチケット代は奢り)。自分は小学校を卒業して以降ではそこまで漫画を読まない方で、コロコロと小学校の図書室にあった大量の手塚治虫作品に触れたのを最後に、がっつりと漫画を読むことはあまりなかったんだけど。今回の展示作品で読んでたのは「封神演義」「幽☆遊☆白書」とあとはひとつふたつといったところで、別にそれほど興味があったわけでもないのだけれど、知り合いのほうがかなり詳しくて色々話してくれたこともあってなかなか楽しかった。ただ全体を通してファン向け展示会(当たり前っちゃ当たり前か)もあって作品説明はあまりなかったから、たぶん仮に何かの間違いでひとりで行くようなことがあったら、なんかよくわからなかったなで終わってたと思う。


www.fashionsnap.com
 少女向けファッション雑誌「egg」の復刊に際しての新編集長へのインタビュー。上と同様にこの辺の話もよくは知らないんだけど、それはそれとしてこういうまったく関わりのない情報に何かしらの拍子に出会えるのはネットのよいところだ。


tablo.jp
 雑誌関連の記事で最後に。ここ数年で休刊・廃刊となった雑誌の羅列。自分はこの記事でゲームラボの休刊を知った。自作PCをやりはじめたあたりから時々意味もなく買ってて、たしか最後に買ったのは2015年とかだったんだけど、あの時点で既に休刊も視野に入ってたんだろうか。あとどうでもいい話だけど、ゲハ界隈でよく取り上げられるPS2時代のソニーゲートキーパー事件*1への言及が行われた記事の号を今でも持ってる。確か2005-2006年くらいの頃の号で、5年くらい前にたまたまブックオフで拾ったんだよね。まあ別に極端に珍しいものでもないから、今でも普通に安く出回ってるんだけど。他愛ない思い出話。


www.huffingtonpost.jp
 タワー・レコード創業者ラッセル・ソロモンの死去に際してのハフィントン・ポストによる報。以下氏の息子から受けた死去時の詳細についての説明

「日曜日の夜、(ソロモンさんは)サクラメントの自宅でアカデミー賞の受賞式典を見ていた。式典で誰かが着ていた衣装がみっともないと感想を言っていて、それから妻パティさんにウィスキーのおかわりを頼んだ。パティさんが戻ると、ソロモンさんは亡くなっていた」

かっこよすぎィ


jp.vice.com
 VICE誌によるラッセル・ソロモンへのインタビュー記事。タワー・レコード創業から現在に至るまでの変遷を語る。要旨とかは書けるものではないので、気になる人はしっかりリンク先で内容を確認しよう。この記事を書きながらMikkiによるインタビュー記事もついでに読んだんだけど、こちらもいい内容だった。

こちらを読んだ感じではラッセル・ソロモンは日本のタワー・レコードの店舗、とりわけ渋谷店を相当気に入っていたらしい。個人的には渋谷店より新宿店の方が好きだったりするんだけど。渋谷店はイベントスペースがデカくなってきたのと、規模のわりに、自分が欲しい録音だけなくて他の店舗ならある、っていうような、痒いところに手が届かないパターンが結構あるんだよなー。


www.asahi.com
 タイトル通り。短い記事ではあるんだけれど、展示されているイカの絵画の写真が4枚あって、どれも面白い。自分はわりと下手の横好きとか、とりあえず自分の視界にあって面白そうだと思ったものは何にでも触れていくたちで、その分こういう一つのものだけをひたすら深く深く掘り下げていくっていうようなことがあまり出来ないから、こういう人を見ると本当に面白いなあと思う。はてなとかだと結構おたく気質な人がいっぱいいる(以前ほどではないかな、という気も少しする)けど、自分は関心領域におたく向けコンテンツがあるだけで、別に自分でおたくを自称したいと思うほど熱心ではないんだよね。

芸能

news.nicovideo.jp
 こちらもタイトルの通り。一応先に書いておくけど、タイトルの行為については強制等の本人が意図しない形で行われたものではなく、自身の自発的な意志にもとづいて行われたものだとのこと。すごい(これくらいしか言えることない)


gendai.ismedia.jp
 一時期テレビなどで取り上げられていた(らしい)林家好の助の林家九蔵襲名にかかる騒ぎについての解説。19世紀以降の芸能落語史を踏まえつつ現在の落語界の慣習法やそれを踏まえた各人の発言・立場などを説明したもの。自分(に限らず大体の人がそうだろうけど)はあんまり落語に関してはよく知らない、テレビを見ることもほとんどないから笑点もこれといってわからないくらいなんだけど、かなり丁寧に説明されているのもあってほーと思いながら読めた。

ネタ

portal.nifty.com
 毎度お馴染みデイリーポータルZの西村まさゆき記者の記事。こいついつもデイリーポータルZの西村まさゆき記者の記事読んでんな。タイトル通りの内容。自分も同じことやって、以降は「国を股にかける男」を自称したりとかしたい(しない)


omocoro.jp
 今このリンク貼ってる時に気づいたけど、イカの話これで二回目だな。なんか先月はイカがキテたらしい。ニヤニヤしながら読んだ。


以上、今月も大分しんどかった。まあ再読のきっかけにもなったしよしとしとく。